病気コラム
COLUMN病気コラム
新型コロナワクチンの接種をされる方へ
- 2022.11.19
- 内科
ワクチンを受けるのに注意が必要な方
以下の方は、ワクチンを受ける前に、かかりつけ医等にワクチンを受けて良いかを事前に相談してください。
(1)現在何らかの病気で治療中の方
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患、免疫不全で治療中の方
- 血が止まりにくい病気の方や、血をサラサラにする薬(抗凝固薬、ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナ)を飲んでいる方
以下の様な症状が出たことがある方
- 薬や食品に対する重いアレルギー症状
- けいれん(ひきつけ)
ワクチンの接種を見合わせた方が良い方
当日の体調がすぐれないときは、遠慮なくキャンセルしてください。少し後の日程で予約を取り直しいたします。
- 発熱、頭痛、鼻水など、普段とは体調が違う
- 疲れている。だるい
- 嘔吐、咳が続いている、悪寒
- じんましん、下痢
ワクチン接種当日のこと
当日のご準備
- 当日、接種前にご自宅で体温を測定して、明らかな発熱がある場合には、接種を取りやめてください。必ずお電話で連絡をしてください。072-927-9121
- 上腕の三角筋に注射をするために、肩を出しやすい服装でお越しください。
- 接種に必要な持ち物を用意してください。
- 接種券(シールは剥がさず・貼らずにそのままお持ちください)
- 事前に記入済の予診票 (予診票が無い場合には、クリニックでお渡しいたします)
- 本人確認書類(健康保険証、その他の写真入り身分証明書など )
- お薬手帳
- 予約時間ちょうどにお越しください。早すぎたり、遅れたりすると、待合室が密になってしまいますので、時間通りお越しくださいね。
ワクチンを受けた日の注意点
ワクチンを受けた日は、激しい運動や飲酒は避けてください。
接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分(接種部位)は、強くこすらないようにしましょう。
ワクチンを受けた数日以内に現れる可能性のある症状について
以下の様な症状が、現れる可能性があります。通常は数日すると回復していきますが、つらい場合やひどい場合には、受診をしてください。
- 接種部位の痛み、疲労、頭痛
- 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ
- 吐き気、嘔吐
次回予約について
ワクチンは、3週間の間隔で2回接種します。当院では、接種した曜日の3回後の同じ曜日に予約をお取りします。
接種後に現れた症状の種類によっては、2回目の接種は控えた方が良い場合にもあります。接種後に気になる症状が現れた方は、受診してください。
症状について診察をするとともに、2回目の接種を受けるかどうかについても、ご相談にのります。
ワクチン接種後の感染予防対策の継続について
ワクチンを受けた方は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されていますが、他の方への感染をどの程度予防できるかは、まだ分かっていません。
また、ワクチン接種が徐々に進んでいく段階では、すぐに多くの方が予防接種を受けられるわけではなく、ワクチンを受けた方も受けていない方も、共に社会生活を営んでいくことになります。
このため、皆様には、以下の様な感染予防対策を継続していただくようお願いいたします。
- 3つの密(密集・密接・密閉)の回避
- マスクの着用
- 石けんによる手洗い
- 手指消毒用アルコールによる消毒の励行