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甲状腺疾患は他の病気と区別がつきにくく、「適切な検査」と「的確な治療」が大切です。
こんな症状はありませんか?
甲状腺機能亢進症
- 安静にしているのに心臓がドキドキする
- 手指が細かく震えることがある
- 暑がりになり、汗をたくさんかく
- イライラしやすくなった
- 夜、眠れない
- 肌が乾燥して、カサカサする
- 身体が重く、だるく感じる
- よく食べているのにやせてきた
- 眼球が飛び出してきたような気がする
甲状腺機能低下症
- 食欲がないのに太ってきた
- 身体が冷えて、寒がりになった
- 昼間も眠く、居眠りすることがある
- 気力がない
- 疲れがとれず、いつもだるい
- 月経が不順になった
- 便秘しやすい
- 首にしこりがあるような気がする
- 目の下のくまが気になる
- 髪の毛がよく抜ける
これらの症状は幅広く、心臓の病気や糖尿病、更年期障害、うつ病、認知症、アトピー、腎臓の病気などたくさんの病気の可能性が考えられます。
でも実は、これらの症状は、すべて甲状腺の病気によって起こる症状でもあります。
治療を受けていてもなかなか治らない方は、一度甲状腺の検査を受けることをおすすめします
甲状腺の病気は通常の診察では発見されにくく、「甲状腺の病気かもしれない」と疑って検査しないと見つからないことが多くあります。
そのため、別の病気と間違って診断・治療されていることがあります。
上記のような症状がある方、治療を受けていてもなかなか治らない方は、一度甲状腺の検査を受けることをおすすめします。
当院では患者さんの自覚症状や生活習慣などを詳しくうかがったうえで、採血検査で甲状腺ホルモンを調べます。
このほかに、必要に応じて超音波検査を行っています。
症状があてはまるが甲状腺ホルモンを測ったことがない方、以前指摘を受けたことがある方、女性の患者さんで不妊治療中または妊娠を希望される方など、お気軽にご相談ください。
あかねクリニックで行う甲状腺の検査
甲状腺の検査は、基本的に、血液検査と首の超音波検査(エコー検査)で行います。
また、疑われる甲状腺の病気の種類によって、尿検査や心電図検査などを行うこともあります。
上記の検査で、甲状腺の病気かそうでないかは、ほとんどわかります。
甲状腺ヨード摂取率検査などの専門的な検査が必要な場合は、連携先の専門病院へご紹介いたします。